--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2007/01/15 (Mon) 旅正月 その3

(前回からの続きです)


元旦を京都で過ごす


「ペンション祇園」で年越した翌日。
2007年1月1日、お正月の朝はきりっと晴れています。

さて。身支度をして部屋を出てみると、予告どおり、フロントにはクラークどころかスタッフは一人も見あたりません。言われていた通り勝手にチェックアウトして出発しましたが(宿泊費は前払い)、この“元日は働かない”というのは良い習慣ですね。

この習慣、京都では徹底されているらしく、伊勢丹も高島屋も2日から新春セールと垂れ幕が下がっていました。働きすぎの東京も真似してほしいものです。

キャリーバッグを、石畳の上をごろごろ転がしながらまず最初に向かった先は、宿からすぐ近くのお寺です。

建仁寺 10:30

日本最古の禅寺。

拝観料を払った後に、靴を脱ぐという行為が私は好きで、聖域に足を踏みいれる、というと大げさですが気持ちが改まります。特に、こんな寒い日の朝には。

まずは風神雷神図の屏風が出迎えてくれます。実はキ○ノンの写真技術による精巧な複製なんですって。実物は傷まぬよう蔵に保管されているのでしょうか。

このお寺を回った感想は、広い、とにかく広いということ。

うっかりレースの靴下を履いていたつま先が、木の床を踏むたび冷えて冷えて、余計に厳かな気分になります。(生暖かいよりは寒い方が、寺院見学には向いていると思いますが。)廊下を渡り、いくつかの襖絵を見、庭を眺め、茶室を覗いてきました。

襖絵はおそらく描いた当時のまま---もう60年、古いものだと百年以上も襖を彩っている様子です。七福神の方々など、黄ばんだ紙にすっかりなじんで、居心地よさそうに笑っていたりします。

中庭に潮音庭、という風流な名前のお庭があります。
庭を眺められるよう、座敷に赤い座布団がずらりと並べてあり、座って、目を閉じてみます。白い砂、石、冬でも青々とした苔、紅葉の木(今は裸)、がつくる四角い景色は、横に長いのでパノラマな広がりを感じさせ、水を模した砂に陽光があたるとき、安らかなまぶしさが伝わります。

面白いのは、渡り廊下のしたを、庭がくぐっている---つまり水の流れの上を橋が渡っているかのような按配になっています。

もう一つある大雄苑という枯山水の庭も、立派なものでした。砂からざざぁ・・・、と水音がしそうなお庭です。

ほかにも法堂の天井画「双龍図」(何と108畳ぶんもある)、秀吉ゆかりの茶室「東陽坊」など見所が多く楽しめたお寺でした。

ここから八坂神社まで近いので歩いてみましたが、その初詣の混雑ぶりを写真に収めただけでバスに乗りました。遠くから、拝んでおきました。

荷物をコインロッカーに預けるために京都駅へ寄ってから、次の目的地、母の推奨スポットその4の龍安寺へ向かいます。

龍安寺 13:00

駅からバスに乗ったはいいものの、、、
遠かったです。バスを間違ったかと思うほど。40分くらいかかったでしょうか。

ここ龍安寺の名物は言わずと知れた「方丈石庭」。
枯山水の中でも、草木を使わず、砂と石だけでつくられた庭です。

午前中にも素敵な枯山水を見てきましたが、この庭を見たとき、やられた、と衝撃を受けました。正直、「メジャーだからって手軽に感動しないぞ」と少し構えていたのですが、いやいやこの庭は、有名無名で量られるものではありませんです。下馬評などふっとんでしまうほど、すごい---言うなれば、宇宙的な庭です。

果たしてその横25メートル縦10メートルの長方形に、世界があるわけです。ぽいぽいっと配置された石の不思議な位置関係は、重なるでもなく、規則的でもなく、いい加減のようで、ばらばらで、しかし雑さはなく、ことんと不思議に落ち着いています。

石が島のように見えます。
やがて星のように見えます。
猛々しいやつ(ドン)、天真爛漫なやつ(ポコン)、内気なやつ(ちょこん)、と石の表情を解釈していると、石どうしの距離がまた面白く思われてきます。

「おいおい石の庭が哲学的ってどういうことよ?」
と思っていると・・・「ぬわ~~!」と、その哲学さ加減に叫びだしてしまうことでしょう。

観光客がコンサート会場か何かのように、庭に向かって並んでいる図は可笑しかったです。

■西源院 14:00

庭で長いこと哲学し過ぎて、空腹神経がちくちく言い始めました。

龍安寺の中に湯豆腐の料亭がある、と案内板を目ざとく見つけた私たちは、矢印の指す方向へ導かれてゆきました。

着いた場所は、またまた立派な日本庭園の中に立つ離れ。
門をくぐり、飛び石を踏み、のれんをくぐると、広々とした(30畳くらいありそうな)和室がありました。ゆったりと腰を下ろし見渡すと、ガラス戸から、見事な庭(ここには本物の水がありました)が見え、開放感たっぷりです。

湯豆腐と精進料理のセットを注文すると、卓上の七輪に土鍋が乗せられました。ふるふるの豆腐、色鮮やかな生麩、湯葉、椎茸などがくつくつくつ、と煮えています。ブラボー!

お膳には、ごま豆腐、根菜と湯葉の煮物、漬物、黒豆、おつゆ、ふっくらご飯。ごま豆腐のとろけ具合と言ったら、昨日のわらび餅にも負けません。煮物もあっさりと甘く、素晴らしいお味です。

最後に京都らしい食事を堪能して大満足の母娘は、満ち足りた笑顔で帰路につきました。

本当はすぐ近くの仁和寺も見たかったのですが、16時の新幹線に間に合わないので残念ながら湯豆腐で旅はお終い。駅で買ったお土産は勿論、赤福八橋蓬莱のぶたまんです。

短いながらも充実した旅でした。
次は宇治に行きたい、と京都熱の冷めないヤーヤです。

日記 | trackback(0) | comment(2) |


<<卒論が!! | TOP | 旅正月 その2>>

comment











管理人のみ閲覧OK


 

京都いいなーいいなー
あたいも大好きだよー
今度行ったら建仁寺寄ってみよっと。

ツジリのパフェは最高ザマスね。
あたしもヤーヤたんのお母様に賛同です☆

2007/01/18 22:22 | 万茶 [ 編集 ]


 

>万茶

京都いいよね本当。春にまた行きたいなりよ。
さすが都路里は市民権を得てますな!!

2007/01/19 17:27 | ヤーヤ [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://dreamysunup.blog4.fc2.com/tb.php/336-e023d939

| TOP |

プロフィール

ヤーヤ

  • Author:ヤーヤ
  • 都内ホテルのフロント勤務
    現在育児休職中

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。