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2007/06/13 (Wed) 「グレート・ギャツビー」と「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

村上春樹の新訳で読みました。
(後者は、今夢中になって読んでいるところ。通勤電車の中で)


いやはや、オールド・スポート、まったく参っちゃうじゃないか。
これらの本ときたら、本当に掛け値なしに最高なんだ。
ハルキ氏のリズミカルな語彙選びを前にしたら、翻訳くささなんてまるで気にならない。むしろ、その「訳しました」って顔をして整列してる字句たちが、頼もしくいとおしく思えてくるくらいだ。「うん、君たち、よく原作を損なわずに名文になりきっているじゃないか」ってね。
まるで忠実で健気な舞台俳優を見ているようにさ。

僕はハルキ氏の和文小説はあらかた読み終わっちまったんで、今度は訳本にとりかかったってわけなんだけど、原作を読みたくなってむらむら来ちゃったよ、実際の話。そんな昔のアメリカ文学が僕のおつむの手には負えないって分かっているんだけどさ。このかっこいい訳文の元はどんなにいかす横文字なんだろうな、って気になり始めちゃったわけだ。根気はないくせに、そういう好奇心はやたら強いんだよ、僕って人間は。

それに、すごく影響されやすい。ハルキ氏の文章を読んだ後は------とりわけ"夢中になって"読んだ後は------頭の中がハルキ口調になっちまうんだ。今みたいにね。でもこんな単純な脳味噌も悪くないと思うよ、正直な話。好きなものに心酔できるってことは、くだらないけどハッピーなことだからね。

やれやれ。
頭の中はとことん叙情的なのに、明日も電車に乗って通勤するなんて考えると、ちょっとめげちゃうよな。でもさ、こういう生活って悪くない。つまり、形而上学的な想像をしたりしながら、ホテルのフロント前でさ、お客に「いらっしゃいませ」なんてやたら優しい声をかけること自体が、すごく文学的じゃないか。

結局のところ、僕の頭はそういう風にかなりおめでたくできてるんだ。
明日もお客のくそ重たい荷物を持ちながら、「鉄でもお持ちなんですか?分かった、金塊でも入っているんでしょう!」なんて陳腐なジョークを言うと思うな。そういうのが好きなんだよ。自分の言動でお客をハッピーにできるって、すごく素敵なことだからさ。

ずいぶん長く書いちまった。この日記的春樹風独白を、一体どこの誰が読むんだろうな?
やれやれ。
ともかく僕は眠いんだ。
眠い時のナチュラル・ハイがこの日記的春気風独白を書かせたってわけ。なにしろ今日は5時半起きだったからね。

親愛なる訪問者たち!
おやすみ、そして幸運を。


※「オールド・スポート」は『グレート・ギャツビー』主人公の口癖。ちなみに「いやはや」とか「やれやれ」はハルキ氏のいくつかの小説の主人公「僕」の口癖。

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